隠しページ講座

ツール紹介

隠しページ探しではOS標準装備だけでは解けない問題がよくあります。それぞれの形式(フォーマット)に対応したもの・その目的に合ったものが必要になってきます。そこでそれらの道具をWeb上で拾って来たりするわけですね。パソコンで使う道具の呼び名は色々ありますが、隠しページ探しをする上では普通それを「ツール」と呼んでいます。

ツールには有料のシェア・ウェアと無料のフリー・ウェアがあります。シェア・ウェアの方が一般的に多機能だとされていますが、それで必ずしも優位に立てるとは限りません。遊びで使う分にはシェア・ウェアは不要です。フリー・ウェアでも十分その機能を備えているものは多いですから、そのツール発掘に楽しみを見出す事が隠しページ探しの醍醐味の一つとも思えます。ここで紹介されたものはあくまで一例、私のお勧めツールです。使用条件付きのものもありますが全て無料で利用出来ます。

このページで使用されている画像は全てPNG-24形式です。実サイズのスクリーンショットを見たい方はその画像をクリックして下さい。ツール名についている数値はヴァージョンです。OSはWindows 2000、ブラウザの画面はこのページをローカル上で閲覧したものです。

これらは2003年に書き記したものです。時が経つと、ヴァージョンアップをしたり消え去るツールもあると思います。しかし、その度に記述を変更したりはしません。先に述べた通り、あくまで一例なので参考程度に留めて下さい。他にもっと使い勝手のいいツールがあったらそちらを使って下さいね。

ブラウザ

Web閲覧するのにブラウザは基本的に必要なツールですね。これは標準的なPCブラウザならまず問題ありません。それに加えるならIEコンポーネント利用の「タブブラウザ」を何か一つでも持っておいた方が何かと便利だと思います。ツールを色々集める以前に、IEにプラスαの機能が搭載されているので後々の事を考えれば優位です。それにIEコンポーネントブラウザなら結局はIEなので、IEしか使った事ない人でも操作には支障がないと思います。これは必須ツールではありません。「ブラウザも色々持ってたら便利だよ」って事で。

Internet Explorer 6.0
「Internet Explorer」表示中画面
言わずと知れたMicrosoft開発のブラウザ。現在ダントツのシェアを誇るブラウザですね。レンダリング能力が他と比べると勝っています。逆に言えば、IE以外でWeb閲覧すると外観が崩れるサイトが非常に多いです。
Netscape 7.0
「Netscape」表示中画面
嘗てはNetscape Navigatorこそスタンダードの時代もありました。現在はGeckoエンジン使用としてNetscapeは新たに再開発されています。Windowsを使用してるとIEとの差で少し重たく感じますがこの重厚感こそ魅力だと感じる人も少なくないのでは?
Opera 6.05
「Opera」表示中画面
ノルウェー産のブラウザ。IE、Netscapeに続き現在第三のブラウザと呼ばれています。軽快な動作を売りにしています。既にベースでタブを使用している事も注目点です。シェア版とフリー版があり、フリー版では広告が付きます。
Donut R(2.45R1a)
「Donut R」表示中画面
IEコンポーネント利用のタブブラウザの一つです。今では少し古くなりましたがDonutシリーズは多くの人に愛用され、タブブラウザの一時代を築きました。私も愛用してるブラウザの一つです。

余談ですが「タブブラウザ」、これはIE利用のものだけではありませんが「タブブラウザ」といえば普通これを指しますね。個人的な意見ですけど単体起動しない利用系のものは「ブラウザ」というよりブラウザの「拡張機能」という概念しか私は持っていません。

ダウンローダ

FTP/HTTPダウンロード専用クライアント。ファイルをDLする為のツールです。必要なさそうで隠しページ探しでは案外必要になってくるんですね。ブラウザからの表示だけではファイルが壊れている場合もあります。ファイルに隠されていて最初からファイルが破損していては話になりません。そこで、ダウンローダを使用すると破損を避けて確実に落としてくる事が可能です。レジュームなどその他ダウンロードに関しては特化した機能が備わっているのでネットを利用する上でも私は必須ツールの一つだと思いますよ。

Iria v1.07a
「Iria」動作中画面
フリーで多機能、使いやすい!開発休止してしばらく経ちますが未だに定番ソフトに加わる純国産のダウンローダです。Iriaの後継ソフトとしてIrvineが開発されています。
ReGet 1.9 Free
「ReGet」動作中画面
画像に使用してるReGetは広告フリーの時の少し古いものです。今広告でフリーになるReGetはありませんが無料のままでも使い続ける事は出来るようです。

拡張子判別ソフト

ファイルの拡張子がわからない時に使用するツールです。定番の必須ツールで挙げられるので定番で書きました。例えばこういった場合ですね。

この程度なら判別ツール使うまでもなく勝手に判別してくれる場合もあると思いますが、判別ソフトを使用するとより多くの形式を判別変換してくれるんですね。因みに、上のファイルは拡張子を「png」から「txt」に変えただけです。正直、私は判別する為のツールはそれほど必要だと思っていません。慣れれば個人のレベルが拡張子判別ソフトの対応度も判別スピードも上回ると思います。頼るだけならいつか限界が来ますから、使用は初めの内だけで慣れたら後は自分で見定める方法も考えておきましょう。

極窓 v16.04
「極窓」表示中画面
拡張子判別ソフトの代表といえばこれですがそれ以外にも色々機能が付いてますよ。VERSION 16.04の段階で、750種類、807パターンに対応しています。

解凍ソフト

隠しページ探しのみならずネットする上で解凍ソフトは必需品です。交換・保存、同じものなら誰しも軽いものを好むでしょう。そこで圧縮という技術が使われます。圧縮ファイルは普通そのままで使用する事が出来ません。そこで解凍ソフトが必要になるんですね。圧縮形式は非常にたくさんの種類が存在はしますが、OSによって大体配布の形式は決まっています。とはいえ、結局ここはどれだけ対応しているか・どれだけその形式を知ってるかが勝負です。

Lhaplus for Windows Version 1.12
「Lhaplus」設定画面
DLL不要で20種類以上のフォーマットに対応しています。普通のネット生活ではこれさえあれば圧縮・解凍に困る事はありません。
Noah 3.18
「Noah」設定画面
総合アーカイバとしては代表的なソフトです。元々の対応フォーマットはそれほど多くはありませんがDLLEXEとそれを繋ぐ拡張スクリプト「B2E」によって見かけ上対応できないフォーマットは皆無ともいえます。

画像編集ソフト

ただ閲覧するのみなら一般的に使用されるブラウザさえあれば問題ありませんが、問題として解く上では加工が必要となる場合があります。OS標準装備のペイントツールだけでは対応しきれない場合が多々あります。そこで必要なものが画像閲覧・編集機能に特化したツールです。

IrfanView32 Ver3.61
「IrfanView32」表示中画面
オーストリア製ですが日本語版も広く普及しています。このソフトは画像の加工ソフトというより画像ビューアとしての色が強いですがお勧めの一品です。元々多くの形式に対応していますしプラグインによって更に拡張する事も可能です。

マスク処理された画像にはそれを解除する為のツールが必要です。マスクは見た目から判断し解除するものなので勘も必要です。マスクの解除はパズルに近い感覚がありますよ。

GMask version 1.70
「GMask」加工中画面
対応形式はBMPJPEGPNG形式、フリーですが多くのマスク処理に対応し操作性にも優れています。マスク解除ツールの定番ではないでしょうか。

バイナリエディタ

ただ利用するだけならそれに対応したツールがあれば済みますし、普通のテキストエディタでもデータを一通り閲覧する事は可能です。しかし、加工となれば話は別です。そこで必要になるのがバイナリエディタです。ファイルを弄る事には最低限必要になるツールですね。バイナリデータを覗く事が隠しページ探しの第一歩のような気もします。

Binary Editor Stirling 1.31
「Stirling」展開中画面
作者さんのホームページも消えて更新も長くされていませんが古くから愛用されているバイナリエディタの一つです。古くて見た目も派手ではありませんがその機能は充実してます。初めてのエディタとしては何の問題もありません。

偽装解除ツール

隠しページでは当然必要なツールです。偽装あっての解除ですが、ユーザーは解除さえ出来れば良いでしょう。その為に対応度の多い解除専門のマルチなツールも幾つかあります。愛用される偽装形式はほとんど何処も似たようなものですし日本だけでも数百もの偽装ツールがありますから、一品一品最初から揃えるのは辛いですね。だからまずはこの偽装解除ツールから手に入れて、どんどんファイルを掘り込んでどんどん偽装解除に慣れましょう。

RarUty - Version 1.69g
「RarUty」展開中画面
開発停止してしばらく経ちますが、解除系では定番ソフトの一つです。オプションで中味が見えるのが特徴的ですね。他の偽装解除ツールでもこの形式を取っているものは多いです。アーカイバとしての能力も充実してますよ。
Melt it! Version 1.47
「Melt it!」解除後画面
これも開発停止からしばらく経ってますが定番ソフトの一つです。拡張すれば偽装・書庫共に相当の対応数になります。解除する為に誰しも入手しているツールかも知れません。

メディアプレイヤ

ここまで一般的なツールを挙げたら隠しページ用というよりネット初心者用ツール紹介のような感じもしますが、あって越した事はないでしょう。画像と並んで音楽・動画のメディアも極一般的にWeb上では公開されてます。Web上で扱われる素材は隠しページでも当然扱います。それにブラウザでは対応されてなくてもメディア形式としては一般的だといわれる形式もありますから、再生に特化したソフトは持っておきたい所です。メディア系ソフトは誰でも触れる機会が多いでしょうから好みも激しいと思います。ここで紹介しているものはあくまで一般的なソフトです。

Winamp 2.80
「Winamp」再生中画面
世界で最も有名なプレイヤです。スキンも世界中でたくさん配布されていますね(スキン変更画像)。音声は当然動画も見れます。音声を聞くだけならこのソフト一つあれば十分です。プラグインで拡張すれば相当数の形式に対応しますよ。
Windows Media Player 9
「Media Player」再生中画面
Windowsでは標準のプレイヤです。私はWindows使いなので当然に使ってます。近年注目のDivX形式もコーデックをインストールすれば再生可能になります。前回のバージョンと比較しても色々と機能追加されてるのでこれはチェックですね。
RealOne Player 2.0
「RealOne Player」再生中画面
「rm」「ram」形式のファイル扱うなら普通はこれです(サンプルファイル)。この形式ではストリーミングが注目されていますね。再生するプレイヤ自体が無料配布なので割と一般的な形式になっています。以前のReal Playerと比べるとブラウザ色が強いと私は思いました。
Macromedia Flash Player 6
「Flash Player 5」再生中画面
素材作成にはFlashやAdobeのLiveMotionといったソフトが必要ですが、無料配布のプラグインをブラウザに導入すれば再生するにも隠しページを解くにも問題ありません。(画像はMacromedia Flash 5付属のプレイヤで再生したものです)

ネット支援ツール

「ネットを快適に利用しよう」というツールです。隠しページで必須ツールというわけではありませんが持っていれば何かと便利です。参考までに一つだけ挙げておきます。

Proxomitron Version Naoko 4.3
「Proxomitron」起動中画面
この手のツールではかなり有名です。ブラウザの機能では手が届かない所を細かく設定できます。これを使えば不必要に送受信された情報に対してカットも出来ますからセキュリティ対策の一環としても使えるツールですね。

その他

ケースバイケース。いつ何が必要になるかわかりません。手持ちのツールで解けなければその都度集めるしかありません。慣れれば必要なツールの検索もどんどん容易になってくると思います。知ってて損はありません。当然の事わざわざ書いてすみません。

ここで紹介したものはWindows上でのものです。私を含めパソコンといえばWindowsというユーザーが多いです。当然隠しページ問題を作成する人もWindows使いが多い事になります。そこで起こる問題が、Windowsしか対応していないツールもあるという事です。一般的な機能を求めるだけならそれに変わるツールを探せば問題ありませんが、そのツールでしか解けない場合OSが対応していないと解くのは非常に困難な作業になります。これを回避する一番手っ取り早い方法がエミュレータを使用する事です。エミュレータとは簡単に説明するとそのOS上で違うOSを走らせる為のツールです。エミュレータについて色んなサイトで説明されてるとはいえ、初めての人は導入するのも一苦労だとは思います。この問題に該当するからといって「エミュレータを使うべき」とはたかが遊びでお勧めはしませんが一手段として検討はしてみて下さい。謎解きとは関係ありませんが個人的にはエミュレータを走らせたりするのが好きなのでパソコン遊びにお勧めはしたいところです。

「ツールの使い方」について

他人に聞くのはタブーです。ユーザーが取るべき手段は3つです。

  1. 「readme.txt」「これを読んでね.txt」系のテキストやツールのヘルプを参照する
  2. 配布元サイトの情報を活用する
  3. 自分で調べる

その系統に慣れていれば、あえて説明されなくても大体の使い方がわかるのがツールの良さではあります。しかし初めは使い方がわかりにくいのも確かな事です。とはいえ、ツールの歴史を考えるに説明のなされていない事柄の方がむしろ稀少です。

普通ツールには説明ファイルが添付されています。そしてわからない場合これをまず読む事は常識です。それでもわからない場合はツールの配布先のサイトに訪問してみましょう。同じく使い方のわからない方の質問やトラブルの対処法やら既に粗方なされているものです。上記の情報で説明されてない場合、最終的には調べるしか方法はありません。自分で色々ツールを弄るのも「調べる」事ですし、検索エンジンを利用して該当記事がないか検索する事も「調べる」事です。