隠しページ講座

謎々・暗号編

隠す為には使えるモノは何でも使います。答えを割り出すのに暗号や謎々を使う事がよくあります。基本的なものから制作者オリジナルのものまで、国語能力や数学の答えを求める事だってありえます。隠しページ探しはようは「アドレス当てのゲーム」なので、ファイル名を当てる問題形式さえ取っていれば隠しページ探しとも受け取れますね。基本的なものは押さえておくとして、後のオリジナルは知恵を絞ってその場その場で答えを割り出すしかありません。

謎々か暗号か

こんな少量のページで謎々や暗号の概要を記す事に無茶があるのでそこは専門サイトに任せるとして、ここでは個人的な捉え方を書きます。例えば有名な謎々に次のようなものがあります。

これは怪物スフィンクスが問いかけたとされる謎かけですね。答えは「人間」、これは人間の一生を一日に例えたものです。赤ん坊には4本足で歩き、成人には2本、老人になると杖を加えて3本。対比や見立ては割と好まれて使われる系統の謎々の一つですね。広義では暗号も謎々として捉える事が出来ますが、狭義で解釈した場合これらが少し複雑化してしまうのはその問題を「謎々として捉えるのか?暗号として捉えるのか?」という事もあると思います。暗号として捉えるべき所を謎々として捉えたら答えがなかなか導けない事がありますし、その逆も同じような時がありますね。隠しページでの問題の扱い方は割と漠然とした形式が多いです。注釈がないとなかなかこの当たりは読み取りづらい。それにもし暗号問題として出されていても鵜呑みにするのは危険です。作者に騙す意思がなくても自分なりの解釈と違う場合がありますからね。謎々・暗号問題では何より固定観念を拭い去る事が大切な事かも知れません。

では次の謎々考えてみて下さい。解答は英語でお願いします。

ヒントというかコメントを一つ。……によっては大洪水ですね。

もう一問。暗号というか遊びでしょうか。懐かしいと思う人もいるでしょうね。

シーザー暗号

最も有名な暗号といえばローマ皇帝ジュリアス・シーザーが使用したとされる「シーザー暗号」です。例えば下のものは全て同じキーワードが隠されています。

これは平文のアルファベットを一定間隔だけずらす事で暗号化するものです。例えば一番初めの暗号文は平文を5つシフトしたものです。

このように全てのアルファベットを平文に戻すと「keyword is lecture」となります。同じようにして二文目は1つ、三文目は25(逆に1つ)ずらすと同じ平文を得る事が出来ます。これは最も初歩的な暗号ですが使い方によっては応用も利きます。

ではここで一問。少しだけ捻ってます。いや正確には……

アナグラム

古典的な変換法の一つに「アナグラム」というものがあります。例えば次の文字列はアナグラムによって変換したものです。

このような言葉はありませんが、文字を一つ一つ適当に入れ替えると「keyword」という言葉を得る事が出来ます。これがアナグラムです。この変換法では暗号文が長すぎると幾つも解答が出来てしまうので、普通は短い平文から変換されます。これはとても基本的な手法なので他の変換法と組み合わせて使われる事が多いです。解答法が合ってるのに答えらしくない、答えが出ないという時は最後にこれを疑ってみては如何でしょうか?

ではここで一問。短くても答えがすぐ出てこない時ありますね。

数値化

変換法の一つとして平文を数値化する方法は、好まれて使われる基本的な暗号の一つのように思えます。例えば下のものはキーワードをある方法で数値化しています。

これは一桁目を日本語の「あいうえお」、それ以外を「あかさたな……」の順で数値化したものです。平文に戻すと「きいわあどはこうざ(キーワードは講座)」となります。あくまでこれは一例に過ぎません。この他にも様々なものを数値で表すことが可能ですから自分でも作ってみては如何でしょうか?

変換法には対応表が必要な場合もあります。

みかか式暗号

「みかか」「もせ(あ)」といった言葉を聞いた事ありませんか? それぞれ「NTT」「MP3」をみかか式で変換された言葉です。日本語キーボードを直接見ればどう対応されているかわかるでしょう。日本語入力にはローマ字入力とカナ入力があり、みかか式暗号はこれを利用した変換法です。身近にあるものを使った変換法ですね。身近なものを使った暗号の例として、他にもこういった暗号があります。

平文に戻すと「キーワードは講座」です。これは携帯電話を使った暗号です。日本語を入力する際に必要なキーを並べています。機材を使った変換法は好まれて使われる暗号の一つですね。暗号は如何に基本といえど、捻りを加えたり複合する事によって表面上相当複雑化します。上の例文では「#」(だと直接的すぎるので)に当たる箇所を「?」と置き換えました。ここに注意を逸らされてなかなか解けない事もありますし、問題挑戦には頭を柔らかくして取り組むのが一番ですね。

ここで一つ例を。少しばかり難しいですね。ヒントなしで解ければ大したものです。

高度な暗号

暗号を使った謎解きでは、基本的な暗号の変形やオリジナルの暗号を用いたものが多いです。謎解きには、純粋に自分の能力だけで解く楽しみもありますから、こういった問題では好まれる形式かも知れません。しかし、幾ら頭を悩ませても個人レベルの能力では解けない暗号もある事は確かです。例えば、【 ソース編 】で取り上げた文字化けでも知らない人にとっては暗号にも映るでしょうし、ランダムに対応された換字法の暗号では人手で解く事は困難でしょう。暗号技術は日々進化しています。IDEADESといった高度な暗号を前に、個人で幾ら考えても途方に暮れてしまいます。そういった場合必要なのは考える事よりまず検索する事です。問題を解く上では「どこに視点を置くべきか?」、そこが最も重要視されます。解く為に自分に足りない知識を補充する、即ち検索も立派な技術です。最終的に必要となるものは解く為の道具になるので、ここは暗号としてよりツール問題として取り組む内容ですね。

例題

定番といえば定番のものかも知れません。